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イタリアで自覚する日本のアイデンティティ
2024年10月20日に東京・西国分寺市の国分寺スタジオ花音で、ソプラノ歌手の本間桜子さんとコラボして、日本歌曲のコンサートを開催しますが、そのことに関連して、日本人音楽家に求められるものについて書きたいと思います。 【イタリア人の日本へのリスペ... -
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音楽留学7 イタリアの音楽院で非常勤講師
最初に留学した頃には思いもよらなかったことですが、チェゼーナ音楽院を修了し、ローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミアに入学し、まさかのイタリア長期滞在者になってしまいまして、仕事もするようになりました。 母校チェゼーナ音楽院が、ピアノ伴... -
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音楽留学6 サンタ・チェチーリア国立アカデミア入学
さて、サンタ・チェチーリア国立アカデミアでの3年間は、とても厳しくも本当に充実した時間で、一番実りの多い時期でした。 やっぱり本当に自分のやりたいことと合致していると、苦労も苦労と感じません。 弦楽器との室内楽をたくさん勉強する機会に恵まれ... -
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音楽留学5 室内楽へ
さて、オペラの世界から完璧に縁を切った私が向かったのは、「室内楽」でした。 なんだかんだ、アンサンブルは大好きでしたから。 声楽より器楽奏者の方が、情緒が安定しているし、笑 ソルフェージュちゃんとできるし、笑 声楽家さんよりも、共通言語で話... -
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音楽留学4 コレペティ
イタリアではピアノ科で入学して3年間、それからオペラのコレペティ科に進み2年間勉強しました。 でも実際はイタリア1年目からオペラの世界に片足突っ込んでいたので、実質5年間やったようなものです。 そこで有り難かったのは、「現場に出させてもらえる... -
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音楽留学3 すぐに詰んだ?イタリア音楽留学の日々
入学してからも、それはそれは大変でした。 イタリア語の基礎などありませんから。 日本の音大の単位交換とか全くできなくて、音楽理論、和声、対位法、音楽史など、全部イタリアでやり直しました。 なかでも大変だったのは、音楽史で、 教科書とか何もな... -
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音楽留学2 イタリアの音楽院を受験する
さて、そんなこんなで、イタリアでの感触がとてもよかったので、日本に帰国後しばらくして、先生にメールしてみました。 「留学して、先生のもとで勉強したいんですけど・・・」と。 そしたら、「じゃあ受験してみる?」と。 それで受験することになりまし... -
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音楽留学1 イタリアに音楽留学をした理由
そもそもなぜ、私がイタリアに行くことになったのか。 その事の発端は大学3年生に遡ります。 大学3年の春休みに、3週間くらい使って、イタリアでマスタークラスがあったんですね、それに参加しました。 90分のピアノレッスン、室内楽レッスンがそれぞれ3回...
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