国外でも通用するピアノ奏法をお届けしたい
イタリアでの10年間の音楽留学の中で、
イタリア国立チェゼーナ音楽院大学課程ピアノ専攻首席卒業
同音楽院大学院課程ピアノ伴奏専攻首席修了
サンタ・チェチーリア国立アカデミア室内楽専攻準首席修了(イタリア・ローマ)
国立音楽院と国立アカデミアの二つの音楽専門機関で学び、日本と本場ヨーロッパの様々な違いを体験し、学びを深めてきました。
その中で、作曲家に応じて音色を使い分け、表現力を高めていくには、日本人の身体に合った身体操作法を土台とした奏法が必要だと理解したのです。
留学中は、身体を壊しかけた時期もありましたが、私の身体条件にあった奏法を教えてくれたフィレンツェの師との出会い、そして日本で開発されたピアノ脱力法メソッド®との出会いが、私のピアノ人生を大きく変えることになりました。
「それはショパンではない」「それは音楽じゃない」と国立音楽院で厳しい指摘を受ける中でも、音色が大きく改善し、現地でも認められる音色を、しかも無理なく自然に奏でられるようになったのです。
体系化された学びと教授法を習得し、自分自身の奏法改善だけでなく、教えることもできるようになりました。
母校のチェゼーナ音楽院では、非常勤講師として現地人学生の指導も行いましたが、生徒がみるみると上達していきました。
ピアノの音を根本から見直す
ピアノは押せば音が鳴る楽器です。
なので、音を磨く、ということを他の楽器のように追求することはあまりありません。
ある程度指が動くようになれば、派手で音数の多い曲は、勢いでごまかせてしまいます。
どんどん難しい曲に挑戦できてしまいますが、海外の講師から「指は動くが音色が作曲家にあっていない」、「音がデコボコしている」、「音が音楽になっていない」などという評価を受ける日本人学生が多いのも事実です。
また、無理のある奏法を30代、40代になっても続けられるでしょうか?
音大を出てどうするか?
日本の音大でピアノ科を専攻した、あるいは大学のピアノ科を専攻した場合、大学の課題をこなすので精一杯という学生は多いです。
卒業して、ピアノで生計を立てることができる人は一握りです。いざ、ピアノを教えようと思っても、自分とは違うタイプの生徒をどう教えたらいいのか、生徒が伸びやすい指導法は何か、学んだことがない人が多いのではないでしょうか。
そうした方にとっては、自分自身の奏法を言語化でき、教えることができるようになるレッスンを行っています。現場において有用性が極めて高い様々な奏法テクニックを体系的にまとめられているメソッドを通して学ぶことができます。
私が皆さんにお伝えしたいこと
私が表現力を大きく向上させ、超難関のサンタ・チェチーリア国立アカデミアに入学し、準首席で卒業することを可能にしてくれたのは、ピアノの打鍵や身体操作を土台から再構築したことです。
海外でも通用する「ピアノ脱力法メソッド®」の床、椅子、鍵盤の三つのトレーニングをぜひ体験していただきたいと思います。どのような教則本に沿ってレッスンをするにしても、生徒が成長しやすい土台を作ってあげることが、この三つのトレーニングを受講するだけでも可能になります。
本格的に、ピアノ講師を始めてみたいというピアノ経験者の方には、この三つのトレーニングを含め、表現力と指導力をさらに高めるピアノ総合力トレーニングを提供しています。
体に負担の少ない、無理のない奏法を身につけることは、音色を美しく磨き上げることにつながります。レガートやスケールが磨かれ、作曲家に応じて脱力と部分的な固定を使い分けることができるようになります。
音色の選択肢が大きく広がり、人の心に届く演奏へと自分自身も指導する生徒も向上していきます。
最後に
色々な地方で、ピアノの音色を磨くメソッドが広まり、演奏する楽しみがより一層広がってほしいと願っています。
そして、ピアノが前より好きになった、ピアノを聴くのが好きになった、そういった人がより多く増えることを夢見ています。
初回無料のオンライン相談とレッスンを行っていますので、どんな悩み/課題でもお気軽にご相談ください。
詳しくは以下のページより。
