ピアノ教室の指導法に迷う先生へ|再現性高い指導法に必要なスキル。

目次

ピアノ指導の問題とは?

あなたはピアノ講師として生徒に『なぜ弾けるか』を説明できていますか?

「どんな練習をすればいいですか?」

「どうやったら弾けるようになりますか?」

生徒さんからこのように質問されたとき、あなたはそのお悩みに、明確に答えられていますか?

なぜ目の前の生徒さんが困っているのか、その根本原因は何なのか、どのように導けば生徒さんがその壁を乗り越えられるのか・・

あなたにはそれが、見えていますか?

意外にも音楽大学では、ピアノの教育法というのはほとんど勉強しません。

音楽大学の実技は優秀だったけど、実は教え方がわからなくて困っている・・・

なぜ自分が弾けるようになったのか、正直覚えていない・・・

だから、具体的な練習方法が伝えられず、

「リズム練習しなさい」

「こなす量が足りてないだけ」

などとしか言えず、根本的な解決には何もつながらない。

そのような経験をしているピアノ教室の先生は、実はたくさんいるはずです。

今回はそのことについて、書いていきます。

ピアノ講師の悩み:なぜ「感覚」は伝わらないのか

「ここはこんなふうに」「もっと明るく」「もっと悲しく」「こうじゃなくてこう」

普段のレッスンで、そういった言葉を、つい言っていないですか?

その指導、生徒さんにはほとんど伝わっていません。

それは、言語化が十分ではない、もしくは、「伝える」ことはできていても「伝わる」方法で指導できていないのではないでしょうか?

例えば・・

「もっと明るく」とは、手首や指がどう動けば出るのでしょうか?

「もっと悲しく」とは、どういう指の状態にすればいいのでしょうか?

それを明確に言語化することができれば、目の前の生徒さんも迷うことなく上達します。

先生自身がどのようにできるようになったか覚えていない

先生自身も幼いころ奏法を言語化した指導を受けていない

もともと関節等が強く、パワーで乗り越えられてしまった

など、「先生の言語化不足」が原因で、せっかく伸びしろのある生徒さんの上達が止まっているケースが考えられます。

ピアノ上達を加速させる:再現性を担保するテクニック分解

みなさんは、初めての曲をどのように習得していますか?

まずは最初から音符を読んで、片手ずつ弾いて、それを合わせて、覚えるまで繰り返す・・・

そのような方法をとっている方も多いのではないでしょうか?

そこに、「テクニック分解」ができると、一気に習得のスピードが速くなります。

身体の動きを言語化する「テクニックの譜読み」

テクニック分解とは、手首の動き、高さ、指の状態、骨盤の位置など、身体の各部位をどのように動かせば演奏可能になるのかを、すべて言語化することです。

ここでは手首回転、ここは手首上下のみ、骨盤は右、接地面積、荷重は数値化したらいくつか、など、それらの多くを楽譜に書き込みます。

これが、テクニックの譜読みです。

料理に例えると、楽譜に書いてあるのは「完成された形」です。

この最終形態の味、見た目から、どのような工程をたどったのかを分析し、最初の材料、調味料の段階を突き止めるというイメージです。

ここまで分解できると、どの材料、どの調味料を組み合わせればどうなるのかがわかるため、自分の欲しい音色を出すためにはどのテクニックを盛り込めばいいのかが、論理的にわかります。

練習方法を効率化するテクニック分解は、どうしたら学べるのか?

最少単位までテクニック分解した形のトレーニングは、ピアノ脱力法メソッド®公式教材「にじのねいろ」に多数掲載されています。

たとえば、「ぐーぽん」。これは手指のアーチを保ちながら手首を脱力するためのトレーニングです。

これはショパンのバラードや舟歌など、手首を使わないとうまくフレーズを作れない場合の、いちばん簡単にできるトレーニングになっています。

「おやゆびつんつん」では、親指の第二関節を育てるためのトレーニングです。スケールやアルペジオなど、親指の第二関節で立ち上げて弾く時には必要不可欠なテクニックになり、ブルグミュラーからショパンエチュードまで、幅広く求められるテクニックになります。

このように、曲をみながらどのトレーニングが必要なのかを見極められないと、とても無意味な練習を繰り返してしまうことになりかねません。

こうしたテクニックは、ピアノ指導法講座を開催していますので、そちらで学ぶことができます。

無料相談で、今の課題を伺い、何が学べるのかをご説明します。ピアノ指導に悩む方や、これからピアノ講師になりたい方も受講いただいています。お問い合わせはLINEから。

わずか10分で30年の悩みが解決した指導実例

ピアノ講師のAさんがショパンを克服した理由

最近継続でレッスンに来られているピアノ講師のAさん。

ショパンの幻想即興曲の冒頭の左手でとても悩んでおられました。

そこで私が「肩甲骨から押し出す」「手首を回転させる」「回転の方向」などとても具体的なアドバイスをしたところ、30年悩んでいて弾けなかったことが、わずか10分で解決してしまいました。

生徒が自発的に練習を始める「自立したピアノ指導」

大人のピアノ愛好家のBさん。

ご自身でもピアノ弾きあい会を主催し、とても精力的に活動されています。

ショパンの舟歌のレッスンで、複合的にたくさんのテクニックが使われているところを一緒にほどいていきました。手首の高さ、回転、指の硬さ、接地面積、手首荷重、骨盤位置など、ひとつひとつほどいていく作業は、最初こそ大変なものの、一度できてしまえば、その後の練習方法がとても明確になります

その過程で、「このテクニックはこの曲のここでも使えますか?」「これはここに応用できますか?」など、生徒さん自身でどんどん発見してくれるようになり、レッスンで一緒にやっていない曲でも、自発的に練習方法を見つけて進めてくれるようになりました

ピアノ指導者として、こんなに嬉しいことはありません。

これが積み重なれば、いつか生徒さん自身も先生のもとを卒業して、自分で好きな曲をいくらでも弾くことが可能になります。

出口が見えるレッスンは、生徒にとっても受講するモチベーションを高めることにつながり、成約率や継続率も上がります。

先生自身がテクニック分解できると、まったく知らない曲や自身が弾いたことない曲でも自信をもって指導することができます。また、コンクールや受験といった場面においても的確で迷いのない指導ができるようになります。

むやみな練習させすぎで生徒を腱鞘炎に導くことはありません。

実際私のレッスンでも「練習しても上手く弾けないところも的確にアドバイスして頂き凄く良かったです」というお声もいただいています。

テクニック分解ができるとピアノ指導の未来が変わる

自分で自分の先生になれる「一生モノの技術」

ピアノのテクニックを分解できるようになると、一体何が変わるのでしょうか。

それは、「自分自身の最高の先生になれる」こと。そして、「どんな曲にも対応できる確固たる指導力が身につく」ことです。具体的には、次のような未来が待っています。

  • 未知の曲への不安が消える 「弾いたことがないから」「苦手なジャンルだから」と指導をためらうことがなくなります。自分自身で曲を分解し、正しい練習方法を導き出して習得できるからです。
  • 生徒の「つまずき」を瞬時に見抜ける 生徒が「なぜ弾けないのか」「どこに原因があるのか」を即座に突き止め、的確な解決策を提示できるようになります。
  • 「量に頼る練習」からの卒業 やみくもに回数をこなすだけの練習は、もう必要ありません。無駄なく効率的なアプローチで、ストレートな上達ルートを歩むことができます。無理な反復練習による腱鞘炎の予防にもつながります。

「なぜ弾けないか」に即答できる先生が、生徒に選ばれる理由

私のところに来る生徒さんは、悩みの深い方が多いです。

「あいまいな指示ばかりで正直困っていた」、「音が硬いと指摘されるが、根本的な解決方法を教えてはくれなかった」、という声をよくいただきます。

  • 「なぜできないか」を突き止め、正しい練習方法を提示して上達に導く、生徒さんはそのような先生を常に求めています。

具体的にどんな課題をクリアすれば良いかの粒度が十分でないと、生徒さんはピアノを練習するのに必要以上の忍耐力が必要になります。講師は指導の仕方を考える時間が増える。そのような日々は、もう今日で終わりにしましょう。

正しい練習方法を提示して、それを実践してもらえば、わずか1か月で驚くほどの違いを実感するはずです。

実際、わずか10分のアドバイスで30年の悩みが解決することもありますから、先生が正しい指導法を習得することはマストではないでしょうか。

まとめ|自信を持って教えられるピアノ講師へ

生徒の才能を最大限に伸ばすためには、わかりやすい状態まで要素分解をすることが必要、という内容でした。

まず、楽曲のテクニック分解をし、どのように組み立てれば良いのかを理解すれば、この生徒にはこれが必要、これはできているから次はこれ、と一人ひとりに合った道筋が組み立てられます。

このように正しい練習方法を伝えることができるだけで、ピアノで悩むたくさんの生徒さんを救うことができます。

私の講座では、「自信をもって教えられるようになる」ための講座をご用意しています。

ぜひ公式ラインから無料の個別相談にお申込みください。

無料の相談のご予約、お問い合わせは以下のボタンより。

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