ピアノのレッスンを受けていて、どうしても線が細かったり、音量が出ず、「もっと体重をかけて」と言われた経験はないでしょうか?
もっとフォルテに、もっと遠くまで届くようにと思うあまり、ほとんど立ち上がるような体勢になってしまうこともあるかと思いますが、
その体重、本当に乗っていますか?
ピアノ演奏で体重をかける意味とは?
適切な体重のかけ方というのを知っていないと、どんなに頑張って演奏していても、それは全く音に反映されていません。
ポップスなどのジャンルでは演奏パフォーマンスとして立ち上がって演奏することもありますが、クラシック音楽の場合、「音に反映されていることがすべて」です。
ではどのようにして体重をかければいいのか、そのことについて今回は書いていきます。
ピアノ演奏で体重をかける具体的な方法
前述したように、どんなに頑張って弾いていても、実際の音色に反映されていないなら、それは意味を成しません。
ピアノにおける体重をかけるということは、「指先にかかる重量を、指の支えでしっかり保ち、楽器に伝達させる」ということです。
1の指は第二関節、2~5の指は第三関節の支えができていることが前提となってきます。
それができていれば、見た目には派手な演奏パフォーマンスに見えなくとも、しっかりと楽器に伝達され、音色に反映されています。
そのうえで、手首を脱力するか、それとも固定するか、そして荷重レベルを変えていくことで、色鮮やかな音色を作ることができます。
体重をかけるピアノ曲と体重をかけないピアノ曲
一般的に、体重がほとんどかからないのは、バッハやモーツァルト、体重をとてもかけるのは、ベートーヴェンやブラームス、ラフマニノフなど、その中間は、ショパンやシューマンなど、楽曲に応じて、といったところでしょう。
特にラフマニノフなどは、全身運動になってきます。指の支えはもちろん、体のどの部位からかけるのか、上半身のみか、全身かなど、考えることが多くなってきます。ここが適当になってしまうと、すべて全力の演奏になってしまうことが多く、曲の途中で息切れしてしまいます。
このあたりのことは、ピアノ脱力法メソッド®の「テクニック講座」の中でお伝えしています。
また、どのように指の支えをつくるのかについては、「椅子での脱力・フィンガートレーニング」の中で扱っています。
まずは体験してみたいという方は、「マムシ指ケアセミナー」がおすすめです。
ぜひ公式ラインからご相談ください。
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